社長 島耕作と畳は新しいほうがよい
久しぶりに記事を書きます。
「ヒーローもの」と言うと、戦闘ものがほぼ全てといっていいくらいですね。私は読んだことはないのですが、「企業戦士YAMAZAKI」くらいが例外でしょうか?内容についてや、他にも戦闘ものでないヒーローものをご存知の方は教えて下さるとありがたいです。内容によっては追記させていただきます。
まず、社長が地位や社長としての能力を用いるなら、将軍のように全体を指揮する戦闘を行うしかないでしょうね。指揮官が主人公と言ったら、「銀河英雄伝説」とか、「ギャラクシーエンジェル(ゲーム版)」とかですかね。まあ、島耕作みたいに会長など偉い人が主役なのはありますが、ヒーローものとは呼べませんからね。
一方、ヒーローものの主人公の見せ場に求められるのは、前線に立った上での個人(時には小集団)戦で、見た目のハデさが求められることも多いです。これでは、社長の能力は必要ありません。
では、なぜヒーローものの主人公に社長が少ないのか?私の考える理由はこうです。
1.社長とヒーローは相反する役目を持つ
2.社長は会社のことで忙しく、他に目を向ける余裕がない(大人キャラは職場の事に忙しいと他に時間が取れない)
3.ヒーローにはイメージも含めて若さが求められるが社長に若い人が少ない
4.日本では社長は共感されにくい
1については、上で説明しました。
2について言えば、社長は大抵代表取締役か最高経営責任者(CEO)です。そんな人は放漫経営しない限りは会社の事で忙しい。放漫経営するような輩がヒーローにふさわしい行動を取るかは疑問ですし。
3について言えば、日本での社長は大抵中年以上です。女子高生社長として若い社長もいますが、それは稀。
また、若くして会社を立ち上げるなら会社経営で多忙ですから、他に目を向ける余裕はないでしょう。
ヒーローには肉体的・精神的若さが求められる以上、世襲かヒーロー的な業務を行っている会社の若社長でもないと不可能です。ちなみに、時代劇の「暴れん坊将軍」は社長以上の地位の主人公が活躍するお話として考えれば、元記事の言う条件を満たすでしょう。身分も十分利用しますし。(「水戸黄門」は戦闘は寸止めで印篭を出すのと、戦闘は主人公よりも助さん格さんメインなので違うでしょう)
4について言えば、社長と呼ばれる職種の人が社会全体からみれば少数派であることを考えればわかるでしょう。さらに言うと、社長は一般より金が有ることが多い。自分達より上の少数派はうらやましがられたり煙たがられるのは良くあること。
社長や金持ちは主人公よりも主人公の友人、ライバル、仇敵だったりする感じがします。場合によっては、ヒロインと言うことも。
格闘ゲームで言えば、KOF94~98の二階堂紅丸(友人)、ルガール・バーンシュタイン(仇敵)がおり、餓狼伝説シリーズならギース・ハワード(仇敵)、ヴォルフガング・クラウザー(仇敵)、チン・シンザン(ライバル)、バーン・ジェニー(ヒロイン)がおり、龍虎の拳シリーズならロバート・ガルシア(友人)、Mr.BIG(仇敵)、ワイラー(仇敵)などがいます。
こうして考えれば、社長や金持ちキャラは支援者か敵対者がふさわしいように思えますね。
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