ニライカナイ組み合わせ自由にエンジョイ
NHKEテレ「人間ってナンだ?超AI入門 特別編『今そこにある未来 ヒト×AI=∞』」(12月29日放送)で、レイ・カーツワイルのインタビューが放送されました。
シンギュラリティー(技術的特異点)の提唱者であるレイ・カーツワイルですが、相変わらず、科学的根拠の不明なSF的夢物語を垂れ流していました。
(シンギュラリティ(Singularity)とは、人工知能の発明が急激な技術の成長を引き起こし、人間文明に計り知れない変化をもたらすという仮説である。)
カーツワイルいわく、人間の寿命のネックは免疫系なので、AIを応用したナノマシン(赤血球程度の大きさ)に免疫の代わりをさせれば、病気や老化を根絶できるとか。
脳をインターネット(クラウド)に繋げば、思考は無限に拡大し、身体とマシン(無生物的な部分)との融合により、人は不死の存在になり、生物ではなくなるとか。
まるで、一昔前の安物のSFのようです。
人類がコンピューターや機械に支配されるという発想は、娯楽映画「ターミネーター」(1984年、米)の世界の基本的コンセプトです。
映画「マトリックス」(1999年、米)では、脳とコンピュータを直接接続して意識を仮想現実に投入させました。
同様に、個々の意識が全体に溶け込んでいくというアイディアは、すでに1953年、アーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」(SF史上の傑作との評価も)に見ることができます。
また、最近のSF映画「アバター」(2009年、米・英)では、主人公の意識が他の惑星の集合意識に溶け込んでいきました。
極小のマシンが体内を旅するというアイディアは、SF映画「ミクロの決死圏」(1966年、米)の中に見ることができます。
SF映画「トータル・リコール」(1990年、米)では、記憶(体験)を自由に植え付けたり、書き換えたりすることができるという設定でした。(原作は1966年、フィリップ・K・ディックの小説「追憶売ります」)
そもそも、脳とコンピュータを直接接続して、意識をネット(クラウド)に投入するという発想は、1980年代に流行したSF「サイバーパンク」の世界観の中での基本的な前提となる考え方です。
その後のSF映画は、この「サイバーパンク」の発想を利用したものです。
(「サイバーパンク」をテーマとした有名な映画としては「ブレードランナー」(1982年、米)や「攻殻機動隊」(1995年、日本)など)
人口知能ブームの中で、カーツワイルが語っているアイディアは、すでに1950~60年代のSF小説の中で出されているアイディアです。
このような先人のアイディアを考えると、カーツワイルの発想に独創性・オリジナリティはありません。
(アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」でも脳とコンピュータを直接接続してエヴァを操作します。このようなものは、アニメや漫画、映画の中ではごく普通の設定であり、探せばいくらでもありそうです。)
(機械が人間の知性を超えるのではという想像は、早くも1847年にされている。そのあたりの歴史はWikipediaの「技術的特異点」に詳しい。)
□ □ □ □ シンギュラリティに科学的根拠は? □ □ □ □ □
カーツワイルの提言に科学的な根拠があるかどうかですが、免疫機能をナノマシンが肩代わりをするという話についても、免疫システムの解明の糸口がつかめだしたのは近年のことであり、現時点で免疫システムの何十分の一が解明できたのかさえ分かっていないのが実情でしょう。
いくらコンピューターの情報処理速度が数十億倍に上がっても、ナノマシンの駆動部分や運動を制御する部分のナノサイズ化が実現できない限り、情報技術の幾何級数的進化という根拠の提示だけでは、生物と機械の融合の実現可能性を説得できません。
また、脳をインターネットに接続するという空想も、脳の解明が未だ一里塚に至ったばかりで、生ものである神経細胞と電極など機械の接続の実現性はなかなか見いだせているとは言い難い状況です。
そもそも脳の神経細胞に電極を直接接続すれば、神経細胞は数日で死に絶えます。
つまり、神経細胞と機械との相性は大変悪い。
カーツワイルがあまりにも科学的根拠を示さないので、インタビュアーの吉成真由美さんも苦笑していました。
かつてNHKの有名ディレクターだった吉成真由美さんが制作していた「NHKスペシャル」の方がよほど科学的だったと思います。
科学的根拠を示さないのなら、SF映画やアニメ・マンガと同じですし、テレビ東京「やりすぎ都市伝説」でも同じようなことは言っています。
同様に、実現可能性を考慮しないのなら、「スタップ細胞」で不老・不死も夢ではないなどという言辞と同レベルです。
カーツワイルがニューサイエンスやニューエイジ思想家なら、科学的根拠を示さないこの程度の言説でかまわないのでしょうが、「シンギュラリティー」という概念の世界的影響力を考えると、カーツワイルの言説には科学的な検証が必要です。
カーツワイルについては、以前、このブログの記事で取り上げたことがあります。
(「」)
カーツワイルの言説の信憑性を検証するには、カーツワイルがかつて「魂のマシンの時代」(1999年、『The Age of Spiritual Machines: When Computers Exceed Human Intelligence』)との著作を発表していることに注目していいかもしれません。
人類がコンピューターや機械に支配されるという「ターミネーター」的な人類の未来像を世界中の人々が易々と信じてしまいかけている状況には危機感を感じます。
□ □ □ □ 人工知能と人間の知性が全く別物かどうか自体が全く見当がついていない □ □ □ □ □ □ □ □
□ □ □ □ かつての疑似科学ブームとは? □ □ □ □ □ □ □ □
疑似科学とは、一見、科学的な言葉づかいや表現方法をとっているが、実際には科学的な根拠がなかったり、実験で再現できなかったり、それが事実かどうか検証できないことを主張するものです。
疑似科学(ニセ科学)と似たものにオカルト、陰謀説、民間代替医療などがあります。
このような疑似科学は、悪徳商法に利用されやすく、消費者をだまして詐欺的な金儲けに使われることもあります。
疑似科学(オカルト)と言われるものには次のものがあります。
・ 地球空洞説・平面宇宙説
・ アトランティス大陸・ムー大陸・レムリア大陸
・ ピラミッドパワー
・ UFO
・ フォトンベルト
・ オーパーツ
・ 「百匹目の猿現象」
・ ノストラダムスの大予言、「聖書の暗号」、「ダ・ヴィンチ・コード」
・ 天使、妖精、悪魔、神的な存在
など、その他多数。
レイ・カーツワイルは、高校生の時コンピューターに作曲させた音楽を発表して世に出て、有名なカーツワイル・シンセサイザー(KURZWEIL K250)を普及させ、30年近く前の1990年代から人工知能の未来を予測した著作を出しています。
(1990年『The Age of Intelligent Machines』(知性マシンの時代)、1999年『The Age of Spiritual Machines: When Computers Exceed Human Intelligence』(魂のマシンの時代))。
カーツワイルは科学者なのでしょうか?
カーツワイルがこれまで述べてきた「人生の目的は超越」とか、「魂のマシンの時代」、人は人間や生物を超越する存在になるなどの言辞を見ると、ある種の神秘主義やトランスパーソナル心理学、ニューエイジ・ニューサイエンス、オカルト思想などの疑似科学の匂いがします。
(「超越」というキーワードは、ニューエイジのグルであるマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーの「超越瞑想」の中心概念です。)
□ □ □ □ 疑似科学者を震撼させた「ソーカル事件」とは? □ □ □ □ □ □ □ □
ということです。
□ □ □ □ 日本でカーツワイル・ブームを煽ってきたのはNHK □ □ □ □ □ □ □ □
NHKBS「未来への提言」
◇ ◇ ◇ ◇ 人は人類滅亡説や救済説が大好き ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
カーツワイルがいう不老不死や人類を超越する(ポスト・ヒューマン)とか、人工知能の支配による人類滅亡などの話を聞いていると、ノストラダムスの大予言を想起させます。
人は、このような人類滅亡説や、また人類がある時に救済されるとか、楽園や理想郷(ユートピア)、天国などの空想が大好きです。
【人類滅亡説】
・ 1999年、ノストラダムスの大予言による人類滅亡説
・ 2012年、マヤ歴による人類滅亡説
・ 20○○年、ファティマの大予言による人類滅亡説
・ 平安時代の末法思想
(「人類滅亡説一覧表」で検索しても一興)
【人類救済説・世界各地の理想郷伝説】
・ キリストの再臨による全信者の救済 : (「rapture」(携挙)キリストが再び復活した時、全信者は空中に持ち上げられ、「死」を経ずに天国の不死不滅の世界へ導かれる)
・ キリスト教の万人救済説
・ 「弥勒思想」:56億7千万年後に現れる弥勒菩薩により数百億人が救済される
・ 「ベーシックインカム」もある種の人類救済説
カーツワイルの「思想」もこのような人類滅亡説や救済説、天国のような概念と同種のものと整理しておいた方がスッキリするかもしれません。
□ □ □ □ 悲観的な未来像の悪影響は? □ □ □ □ □
かつて、このような悲観的な未来像が世界に影響を与えたことがありました。
1972年、石油資源はあと30年で枯渇すると言われていました。(ローマクラブの提言)
この、いずれ石油は枯渇するという未来予測は、原発産業の推進の必要性の根拠に利用されました。
ローマクラブの提言でも、食糧生産は算術級数的にしか増えないにもかかわらず、人口は幾何級数的に増加するので、食糧危機は必然的に起きると主張してしましたが、この警鐘も「シンギュラリティ」と照らし合わせてみると皮肉なことです。
AIが人間の知性を超越し、仕事を奪うとか、世界を滅ぼすという悲観的な未来観の悪影響を考えてみる時期にきているのかもしれません。
このままでは、レイ・カーツワイルは、21世紀の壮大な詐欺師だったという評価さえ下される恐れさえあります。
◇ ◇ ◇ ◇ シンギュラリティ詐欺はすでに起きていた? ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「シンギュラリティ」に関する著書がある「PEZY Computing(ペジーコンピューティング)」創業社長の齊藤元章容疑者(49)は、2017年12月5日、助成金詐欺容疑(国立研究開発法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」から助成金約4億3100万円(13年度実施分)を詐取)で、東京地検特捜部に逮捕された。
また、齊藤元章容疑者は、1月4日、NEDOの2012~13年度の助成金詐欺容疑(約1億9100万円を詐取)で、再逮捕された。
斉藤容疑者の関連スパコン会社にはこれまで国から助成金や優遇融資名目で計約100億円の公的資金の投入が認められている。
齋藤元章容疑者には、「シンギュラリティ」をテーマにした次のような著書があります。
「エクサスケールの衝撃 次世代スーパーコンピュータが壮大な新世界の扉を開く」 Kindle版 齊藤 元章 (著)
「人工知能は資本主義を終焉させるか 経済的特異点と社会的特異点」 (PHP新書) Kindle版 齊藤 元章 (著), 井上 智洋 (著)
「『エクサスケールの衝撃』抜粋版 プレ・シンギュラリティ 人工知能とスパコンによる社会的特異点が迫る」 Kindle版 齊藤 元章 (著)
斉藤元章容疑者は、シンギュラリティ(プレ・シンギュラリティ“エクサスケールの衝撃”)について、「エネルギーがフリーになる」「働く必要のない社会が出現する」「人類が不老を得る」などとして、次のように語っていました。
○ まず最初に、エネルギーに関する問題が解決されるでしょう。スーパーコンピューターの圧倒的な計算能力によって熱核融合や人工光合成が実現し、世界は新しいエネルギーに満ち溢れます。
○ より高度な遺伝子組み換え技術と人類すべての食料を補って余りある生産技術が確立し、食料問題が解決します。
○ 労働は超高効率のロボットで代替され、最終的には衣食住のすべてがフリーになります。それによって現在のような消費のシステムもなくなり、人は生きるために働く必要のない『不労』の社会を手に入れます。
○ やがて人体のメカニズムが革新的に解明されることで、人類は『不老』をも手にすることになるでしょう。
○ 『特異点(シンギュラリティ)』の前に起こる、『前特異点(プレ・シンギュラリティ)』によって生じる世界です。人類はあと5〜10年もしないうちに、このプレ・シンギュラリティを迎えることになるでしょう。
○ エクサスケール・コンピューティングは、人類が『新生人類』へ進化するためのトリガーを引くとともに、宇宙の命運すらも握るものなのです。
だからニライカナイは嫌いなんだ
どーもどーも
今日は満月ですね~月がきれい。
みなさま、空、眺めましたか???
4月11日 21時からは、TSONE かみさまさんぽオンエア日ですよ〜♫
今回、すっごく、好き。
聞いていただけたらうれしいです~
【 番 組 概 要 】
◆番組名:『かみさまさんぽ』
◆放送日時:
初回放送 毎週火曜日21時00分~21時30分
リピート放送 毎週土曜日6時30分~7時00分
リピート放送 毎週日曜日22時00分~22時30分
◆出演:下川友子
◆放送エリア:
①インターネット受信モード…日本全国視聴可能 (「TS PLAY」アプリのみ対応)
PC版リリースにより、Windows 8.1/10以上でもお楽しみ頂けます。
②i-dio放送受信モード…関東・甲信越、東海・北陸、近畿、九州・沖縄の一部
◆特別協力:神社本庁、日本文化興隆財団
【「TS ONE」の視聴方法】
お持ちのスマートフォンに、「TS ONE」の視聴専用アプリ
『 TS PLAY 』 (無料) をダウンロードしてください。
(iOS8以上 / Android4.4以上に対応)
ダウンロードした『TS PLAY』アプリを起動することで、
地上波デジタル放送最高音質の放送をお楽しみいただくことができます。
それからそれから~~
私も待ちに待っておりました!!
ふがにまぁす(沖縄県久高島の塩)
平成29年度限定のふがにまぁすが届きました~~!
やったぁぁーーーっ
ずっと、恋しくてまっていたのです。
この塩の大ファン。(笑)
ふがにまぁすは、沖縄の神の島として崇められる久高島にて、
神々の正月(旧正月)の早朝に汲み上げられた海水から作られた
限定のお塩。
汲み上げられたお塩は、生産者の方が、
久高島の10カ所の御嶽(拝み所)に
報告と感謝のためお供えしており、
久高島の自然界と繋がりをもつ、貴重なお塩です。
大切にお届けいたしま~す。
内容量:150g
【使用方法】 神棚のお供えに、盛塩に、お風呂に、お料理に、
その他にも様々な用途にご使用いただけます。
※ふがにまぁすは、久高島、沖縄本島一部、
AMATERAS PRESENTSのみの販売となっております。
※久高島・・・古くから沖縄の神の島として信仰されてきた沖縄の島。
神々の楽園ニライカナイに近い島、沖縄の国土の神、
アマミキヨが降り立った島として、古くから神の祭事が多く守られてきた島です。
AMATERAS PRESENTS
こちらからお申込みくださいませ~
AMATERAS TOUR
~下川友子と巡るツアー~
★4月22~24日
九州(伊野皇大神宮 宮地浜の鳥居 宮地嶽神社 竈門神社・宝満山登山口(登山ではありません) 英彦山神宮(登山) 宇佐神宮 大元神社 )ツアー
★5月13日
東京都神社めぐり(大宮八幡宮、井草八幡宮、阿佐ヶ谷神明宮、田無神社)
★6月11日
茨城ツアー(大洗磯前神社 酒列磯前神社 他)
★8月18~20日
石川県ツアー(白山比咩神社 他)

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